友人が出家してお坊さんになると言ってきた

俺には親友がいる。31年間行きてきて、既に地元の友達ともほぼほぼ連絡を取らない。

学生時代の友人は皆無と言っていい。中学までしか出てないから仕方ないが。

だから、親友と呼べる人間は2人だ。その内の1人から連絡があった。

コイツは俺より4つ年上で、昔のバイト先で出会った。

今は服飾関係の仕事をしていて、お互い忙しいのに3ヶ月に一回くらい飲みに行くくらいしか会ってはいない。

だけどまぎれも無く親友だ。もう7、8年の付き合いだろうか。

「ちょっと話があんねん。飲み行こうや」

「ちょっと話があんねん」なんて言われるなんて、どういう事だろう。コイツが改まるなんて珍しい。

少々、気持ち悪さを覚えながらも待ち合わせ場所へ向かい合流、近所の串カツ屋へ入った。

やっぱり3ヶ月ぶりだ。大体いつもビール頼んで、乾杯して、最近どーよ的な会話をする。この日もそうだった。

そういえば3ヶ月前に飲んだ時に、どっか旅行に行くか、なんて話をしてた。それを思い出して俺は

「なぁいつ何処へ行くか?」

なんて気軽に問いかけた。すると奴は

「うーん…あんな、話やねんけど」

と切り出す。俺の質問は何処へ行った!と突っ込むが奴は真顔だ。

「あんな…お坊さんになろうと思って」

はっ!?一瞬、コイツが何言ってるのか意味不明だ。どっかやられちまったんじゃないかと。

話を聞くとこうだ。ちょっと前から付き合ってる彼女の実家がお寺で、結婚して彼女の家を継ぎたいと。

だから、来年早々に修行へ行くと。場所は山形だそうだ。

かなりビックリしたが、コイツがこんな改まって言う事だから結構な決心だと瞬時に悟った。

親友的には山形に修行に行って、そのまま出家。彼女の山形のお寺で住職として過ごすわけだ。たまに会って気軽に飲みに行ったり出来なくなる。寂しいのだ。

反対したい気持ちは十分に会ったが、反対する理由も無いし、反対して何になるって話だ。

親友の気持ちを尊重してやろうかと思った。

だけど、正直その決断早まってんじゃないかと思う部分もあったから、もう少し考えてみてもいいんじゃない?ってだけ伝えたけど

多分、奴は来年早々修行へ行くだろう。

コイツと仲良くなったキッカケはお互い大好きな音楽、とくにPUNKが好きだったからだ。

会って飲んではPUNKの話で盛り上がった。

そんなPUNKなアイツがお坊さんだと。

笑っちゃうぜ。

ただ、少し寂しくなるな。

余裕が出来たら、山形へ遊びに行こう。

SPONSORED LINK

応援よろしくお願いします<(_ _)>
人気ブログランキングへ

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ